本好きの皆様、こんにちは。狸温の図書館の館長の狸温でございます。狸温の図書館【リーディングルーム】は、子供の頃から読書好きな狸温がおすすめの本を紹介するサイトです。
今回は、自分のことがちょっともの足らなくなった時に読む本として、水野敬也先生の名著
夢をかなえるゾウ 1
を狸温の感想を交えてご紹介していきたいと思います。
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夢をかなえるゾウ1 [ 水野敬也 ]
関西弁を話すインドの神様
夢をかなえる象の主役は、ガネーシャ様。象の頭を持つインドの神様です。なんと、関西弁を話します。あんみつが大好きで、感受性が豊かでもあります。
そんなとうでもない神様のガネーシャ様が、僕の前に突如現れて、繰り出す名言の数々。。。僕は友人とともにセレブの豪華なパーティに紛れ込んでから、イケていない自分に落ち込んでいました。
僕は平凡から抜け出すために、ガネーシャ様と契約します。契約書は何語かは分からない字で書かれています。
ガネーシャ様の言うことをひとつでも聞かないと、やる気を全て奪って、ほかの有望な人に与えるとのことです。
最初から怪しい。そんな契約は、本当はしたらいけない。でも、変わりたい。僕は、ガネーシャ様と契約します。
なんと、ニュートンもガネーシャ様のアドバイスで万有引力を発見したし、最近ではビル・ゲイツの成功もガネーシャ様のおかげだとか。
凄い神様です。
ガネーシャ様の課題
ガネーシャ様は、僕にさまざまな課題を出します。僕はその課題を何とかこなしていきます。靴磨き、トイレ掃除、人を喜ばす、人からただで貰うなどなど、簡単なようでふだんなかなかやらないことです。
人から自分の得意なことを聞くという課題では、「コミュニケーションは不得意だけど、一人の作業は得意」という自分の強みを発見します。
狸温の話で恐縮ですが、自分一人でのんびり何かしているのが好きだと思っていました。しかし、友人に聞くと「集中して何かをするのが得意」と言われました。まさかの集中力があると思われていたことがありました。
自分が思っている自分と、他の人から見える自分は違うのかもしれません。
ガネーシャ様の課題の出し方は独特です。急に富士急ハイランドの「ドドンパ」に乗りたいとほとんどわがままなことを言い出しました。
僕が連れて行くと約束するとスケジュールまで作らせました。ガネーシャ様のご友人の釈迦様も登場です。
これは、身近な大事な人を喜ばすという課題です。
普段の生活では、仲の良い友人より、大口の取引先の担当者。自分に好意的なお客様より口うるさいお客様を優先してしまいます。大事な人の方を後回しにしてしまうのです。
本当に身近で大事な人を喜ばすという課題でした。
とんでもない神様ですが、大事なことは抑えています。
やらずに後悔していること
ガネーシャ様は、僕に向かってやらずに後悔していることはないかと問います。
「後悔していることがあったとしたら、自分はそれをやらずにそのまま死んでいくで」
と言います。
僕は「そんなことはない。今は難しいからやらない。」と答えます。ガネーシャ様は「いつ簡単になるのか。その根拠は」と言って、更に「今日やるんだ」と言います。
やらない理由を考えて後悔しないようにする。。。
僕は建築の仕事に就きたかったことを思い出します。建築の仕事の道を歩むこともできたと思い返します。
これは、痛み入る言葉です。「やる気はある。でも、今は難しい」イコール「やらない」ということです。
そして、後悔する。あるあるです。
成功することを諦めてもいい
ガネーシャ様は、「成功する秘訣は成功するまであきらめないことだ」と言う、一方で「あきらめてもいい」と言います。自分に向いていないと分かったらあきらめても良いと言います。
自分がそのサービスに没頭しても誰も喜ばなければサービスになっていないから、成功しない
あきらめてはいけないことは、自分には何か才能がある、自分にしか出来ない仕事があるです。
ぐーっと来ます。自分は好きなことは多くありますが、誰かを喜ばせてはいない。つまりサービスにはなっていない。自分の仕事になっていません。
でも、何か自分には才能がある。向いていることがあると思って探し続けようと思います。
感謝の心が自分を満たしていく
お金を得るためには人を喜ばすこと。自分が満たせいないなら人を喜ばせることはできない。人に与えることはできない。
足りていない自分の心を「ありがとう」て言葉で観たす。そうやって感謝する。
狸温はイライラしすぎです。
人に感謝することを忘れて、自分のことばかり考えています。だから心が満たされないのかもしれません。
少しづつでも、ありがとうの心を見つけていきたい
そして、ガネーシャ様は消えていく
ガネーシャ様はどんどん薄くなって消えかかっています。
成功だけが人生ではない。理想の自分をあきらめるのも人生ではない
と言っています。
人は成功できないかもしれないと思うと何も出来ません。そして、理想から遠ざかるんですね。
もし、成功できなくても、一歩を踏み出せれば、それが違うと分かってあきらめても、理想の自分を見つけるために他の一歩を踏み出せるのだとと感じました。
ガネーシャ様は僕の前から消えましたが、残されたのは変わりたいのに変わりたい僕ではありません。一歩を踏み出せた僕でした。
ガネーシャ様に会いたい
狸温もこんな楽しい神様にサポートして貰いたいな。サポートして貰いたいと思っている時点ですでに人頼みですけれども。
でも、一歩を踏み出して、もう少しキラキラしている自分に会いたいと思います。
ガネーシャ様に会いたい方は、ぜひ、夢をかなえる象を読んでみてください。他の巻も良い話ですよ。
それでは~また
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夢をかなえるゾウ1 [ 水野敬也 ]
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